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フィリピンの話題 (Topics in the Philippines)

ココヤシ(Cocos nucifera)

ココヤシ(Cocos nucifera)は、雌雄同株の、ヤシ科の高木で、世界中の熱帯で栽培されています。幹はまっすぐには直立せずやや斜めに伸びる性質があり、高さは30m、葉の長さは5m位になります。 果実はココナッツと言われ、主として食用になります。殻の周縁部には固形胚乳(はいにゅう)の層があり、中心近くには液状胚乳が入っています。液状胚乳はそのまま飲用され、1個の果実には約1リットルの液状胚乳が入っています。胚乳はそのまま食べられるほか、料理にもよく使われます。また、乾燥させてコプラを作ります。 圧搾したコプラ油は、マーガリンなどの加工食品の原料油脂になるほか、石鹸や蝋燭などの工業製品の原料にもなります。また、果実の皮からは繊維を取り出してロープやたわしなどができます。

ランバノック(lambanog)

トゥバ(tuba)を蒸留した酒をランバノック(lambanog)と言います。 一般的なランバノックは、蒸留されたものに醸造用アルコール等を混合したものが多く、ココヤシ樹液100%ではありません。ココヤシ樹液100%で2度蒸留されたものをピュア・ランバノックと呼び、区別されています。

ケソン州タヤバス市のマラリ蒸留所(MALLARI DISTILLERY)のランバノック製造の動画です。 マラリ蒸留所は、1908年に建てられたタヤバス市(Tayabas)で最も古い蒸留所の1つです。