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歴代のフィリピン大統領(Former Philippine President)

11代 コラソン・アキノ(Corazon Aquino)

11代 コラソン・アキノ(Corazon Aquino) 就任期間:1986年〜1992年 出身:タルラック州

コラソン・アキノ(Corazon Aquino)は、第11代大統領。第3次共和国第7代大統領。1933年、タルラック州(Tarlac)で生まれ、ニューヨーク州のマウント・セント・ビンセント大学を卒業します。1955年、タルラック州コンセプション市長であったベニグノ・アキノ・ジュニア(Benigno Servillano Aquino, Jr.)と結婚します。ベニグノ・アキノ・ジュニアは通称が「ニノイ」であったため、ニノイ・アキノという呼び名で知られています。 夫ベニグノ・アキノ・ジュニアはその後、州知事から上院議員となりますがマルコス大統領と対立し、1980年に、ニューヨーク州に亡命します。1983年8月21日マルコス独裁打倒のため帰国したところマニラ国際空港で暗殺さます。これを機に妻のコラソン・アキノは反マルコス運動の象徴的存在となります。 1986年2月に行われた繰上げ大統領選挙に出馬し、マルコスもアキノも勝利宣言をします。この時、エンリレ国防相やラモス副参謀長ら国軍改革派が決起し、100万の市民がこれを支持して通りを埋め尽くした、ピープルパワー革命に追いつめられたマルコスは、米軍機でハワイに亡命し、コラソン・アキノが大統領に就任します。ピープルパワーのテレビ放送は世界にインパクトを与え、人々は大きな期待を寄せました。

(Photograph from Wikipedia)

コラソン・アキノ サイン

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