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フィリピンの花と木(Philippines flowers and trees)

サンパギータ(Sampaguita)

サンパギータ(Sampaguita)

サンパギータのレイ(Sampaguita lei)サンパギータ(Sampaguita)は、モクセイ科ジャスミナム属の常緑半蔓性低木で、日本では、茉莉花(マツリカ)、アラビアジャスミン(Arabian jasmine)と言われます。原産地はインド。中国雲南省〜熱帯アジアに分布しています。フィリピンでは、国賓を迎える際のレイに使われています。サンパギータを利用した香水やソープなども売られていて、マニラの南郊、ラグナ州サン・ペドロ町がサンパギータの産地として知られています。フィリピンの神話で、永遠の愛を誓った恋人の墓の、白い花の葉が、風の中で立てている音がSumpa kita(恋人に永遠の愛を誓うという意味)と聞こえたことから、その花は、それからSampaguitaと呼ばれるようになったと言われています。

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