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フィリピンの紙幣 (Philippine note)

1966年 10 PESOS表 1966年 10 PESOS裏
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1966年 10 PESOS

1949年〜1970年に発行
表 「CENTRAL BANK OF THE PHILIPPINES」「THIS NOTE IS A LIABILITY OF THE CENTRAL BANK AND IS FULLY GUARANTEED BY THE GOVERNMENT OF THE REPUBLIC OF THE PHILIPPINES」「TEN PESOS」「THIS NOTE IS LEGAL TENDER IN THE PHILIPPINES FOR ALL DEBTS, PUBLIC AND PRIVATE.」portrait(左) ゴメス神父(Mariano Gomez)portrait(中) ブルゴス神父(Jose Burgos)portrait(右) サモラ神父(Jacinto Zamora)
裏 「Urdaneta and legaspi monument.」 マニラのイントラムロス(Intramuros)にある、アンドレス・デ・ウルダネータ(Andres de Urdaneta)とミゲル・ロペス・デ・レガスピ(Miguel Lopez de Legazpi)の記念碑。


カビーテ暴動とゴンブルザ事件(Cavite riot and gomburza case)
1869年に赴任したデ・ラ・トレ総督は自由主義派の将軍でした。彼は自由主義的な新スペイン憲法をフィリピンにも適用することに務め、フィリピン民衆から大歓迎されました。彼はまた100年以上も続いていた農民暴動を話し合いにより解決もしました。 1870年スペイン本国で君主体制が復活すると、デ・ラ・トレは解任され、新しく赴任したイスキエルド提督は検閲を復活、政治的会合を禁止するなどして、フィリピンは元の専制へと戻ります。 1872年1月に、カビーテの海軍兵器工場に働く労働者が、従来免ぜられていた税を新たに課税されたことにより反乱を起こし、イスキエルド提督は、軍隊を送り鎮圧します。イスキエルド提督は、暴動はスペイン人の修道士によって、政府転覆運動を扇動したものであるとし、暴動とは関係のないフィリピン人多数と、民衆の信望が厚かった三人のフィリピン人神父、ゴメス神父(Mariano Gomez)・ブルゴス神父(Jose Burgos)・サモラ神父(Jacinto Zamora)を「反逆扇動罪」で処刑しました。 ゴンブルザ(gomburza)は、三人の神父の頭文字をとったものです。 3人のフィリピン人聖職者に対する行為に、スペイン人に対する各地の反乱は激しさを増しました。

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