アイボリー(Ivory)

アイボリー(Ivory)

アイボリー(Ivory)、象牙(ぞうげ)はゾウの長く発達した切歯で、哺乳類の牙と言われる長くとがった歯は犬歯が発達したものです。日本は最大の象牙輸入国でしたがワシントン条約の締結により1989年より象牙の輸入禁止措置が採られ、事実上世界の象牙貿易は終了します。しかしその後、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエのゾウの個体数が間引きが必要な規模へ急増し、1997年のワシントン条約締結国会議で貿易再開が決議され、1999年に日本向けに1度限りの条件で貿易が行われました。南部アフリカ諸国はゾウの急増により農業被害や人的被害が見られることもあり引き続き貿易の継続を要望しましたが、密猟者がアフリカ各地で活動を活発化し、混乱が生じたことから再開の目処は立たなくなります。2007年、ワシントン条約の常設委員会は監視体制が適切に機能しているとした南アフリカ、ボツワナ、ナミビアが保有している60トンを日本へ輸出することを認める決定をしました。2008年にはワシントン条約の常設委員会によって許可された象牙競売が開催され、ナミビア・ボツワナ・ジンバブエ・南アフリカの4カ国から出荷された合計101トンの象牙が日本と中国の業者によって落札されました。
鈴木 寛 ハイドアウトarrow 相田 義人 ウィルダネスarrow


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