ユニオンスイッチアンドシグナル社 M1911A1(Union Switch and Signal M1911A1)

ユニオンスイッチアンドシグナル社 M1911A1 (Union Switch and Signal M1911A1)

1926年(昭和元年)、M1911は、フレーム・メインスプリングハウジング・グリップセイフティー・トリガ・マガジン及びハンドストック(フェノール樹脂の成形品)等に一部改良を加えたM1911A1に切り替わり、1927年(昭和2年)から改良型のM1911A1に生産が移行しました。グリップセーフティの改良は、親指と人差し指の付け根の部分がハンマーとグリップセイフティーの間に挟まり怪我をした為と言われています。第2次世界大戦中は、コルト社以外で、スプリングフィールド造兵廠、レミントンランド社、シンガー工業、イサカ銃器会社、ユニオン・スイッチ&シグナル社などでも生産されました。この銃は、第2次世界大戦中に製造されたユニオン・スイッチ&シグナル社製です。約5万丁生産されたと言われています。
ユニオンスイッチアンドシグナル社(Union Switch and Signal)は、ペンシルベニア州ピッツバーグ市に本拠を置く鉄道信号機メーカーで、ウェスティングハウス・エレクトリックを創業した発明家ジョージ・ウェスティングハウスによって1881年に設立されました。1917年にはウェスティングハウス・エア・ブレーキの子会社となり、1968年、アメリカン・スタンダード・カンパニーズがウェスティングハウス・エア・ブレーキからUS&Sを買収し、1988年、アンサルドがアメリカン・スタンダード・カンパニーズからUS&Sを買収します。
第二次世界大戦では、M1911A1ピストルを製造する主な契約会社は、コルト社、レミントンランド社、シンガー社とユニオンスイッチアンドシグナル社の4社でした。1943年に割り当てられた生産ブロックは、シリアルナンバー1,041,405〜1,060,000と1,060,001〜1,096,494の55,090丁でした。


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