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M1911の構造 (Structure of M1911)

コルトM1900コルトM1900は、ジョン・M・ブローニングの設計で、コルト社が製作したアメリカでは初めての自動拳銃です。この銃には、パラレル・ルーラー・ロッキング(ティルトバレル式ショートリコイル)と呼ばれるリンク式のショートリコイルが取り入れられていました。パラレル・ルーラー・ロッキングは撃発時にバレルとスライドが同時に下がり、バレルがリンクによって引き下げられることによってバレルとスライドのロックが外れブローバックを行なう機構です。M1900はブローバックの際にバレルを引き落とすリンク部分が2つありパラレルの名前の由来になっています。後のコルト社の自動拳銃のオリジナルとなった銃です。

内容(Contents)

  • M1911のパーツ
    M1911のパーツ
    • スライド部の構成は、 フロントサイト | バレルブッシング | バレル | レコイルスプリングプラグ | レコイルスプリング | バレルリンクピン | バレルリンク | スライド | リアサイト | ファイアリングピンスプリング | エクストラクター | ファイアリングピン | ファイアリングストップピン | レコイルスプリングガイド
    • レシーバー部の構成は、レシーバー | スライドストップ | シアーピン | ハンマーピン | セーフティーロック | ストックスクリュー | プランジャーチューブ | スライドストッププランジャー | プランジャーストップ | セーフティーロックプランジャ | レフトハンドストック | ストックスクリューブッシング | メインスプリングハウジングピン | マガジンスプリング | マガジンフォロアー | マガジン | マガジンキャッチ | マガジンキャッチロック | マガジンキャッチスプリング | エジェクター | エジェクターピン | ディスコネクター | ライトハンドストック | シアー | ハンマーストラットピン | ハンマー | トリガー | グリップセイフティー | ハンマーストラット | シアースプリング | メインスプリングキャップピン | メインスプリングキャップ | メインスプリングハウジング | ランヤードループピン | メインスプリング | ハウジングピンリテイナー | ランヤードループ
    M1911のパーツ
  • パラレル・ルーラー・ロッキング(Parallel ruler rocking)
    パラレル・ルーラー・ロッキングパラレル・ルーラー・ロッキングは、ジョン・M・ブローニング(John Moses Browning)の設計で、コルト(Colt Patent Firearms)社が製作したコルト社最初の自動拳銃の閉鎖機構のことで、1897年にU.S. Patent 580,924を取得。パラレル・ルーラー・ロッキングは撃発時にバレルとスライドが同時に下がり、バレルがリンクによって引き下げられることによってバレルとスライドのロックが外れブローバックを行なう機構です。M1900はブローバックの際にバレルを引き落とすリンク部分が2つありパラレルの名前の由来になっています。後のコルト社の自動拳銃のオリジナルとなった機構です。
    パラレル・ルーラー・ロッキング
  • ティルトバレル式ショートリコイル(Tilt barrel Short ricoil)
    パラレル・ルーラー・ロッキングティルトバレル式ショートリコイルは、パラレル・ルーラー・ロッキングの銃口部側のリンクを無くし、バレルブッシングでバレルを支える方式に改造された機構、但しパラレル・ルーラー・ロッキングもティルトバレル式ショートリコイルの一種で、リンク式ショートリコイルなどとも呼ばれています。図は1905年に取得したU.S. Patent 808,003。パラレル・ルーラー・ロッキングと同様に、撃発時にバレルとスライドが同時に下がり、バレルがリンクによって引き下げられることによってバレルとスライドのロックが外れブローバックを行なう機構です。
    ティルトバレル式ショートリコイル
  • 装填・排莢のアニメーション
    装填・排莢のアニメーション 装填・排莢のアニメーション